■ トップページ  ■ 目次  ■ 一覧 

闇を超えて―― 作者:水空

第3回   魔物の町。レブレサック
愛理「ここ・・。なに・・。静かで霧が漂ってる・・。」

琴那「気味悪いね・・・。愛理・・・。」

草からなにやら現れた

フォレストガード「なんだお前ら、この町に来るな、そして近寄るな」

愛理「この町はなんと言う町ですか?」

フォレストガード「フッ・・。この町は魔物の町、レブレサックだ。

         すでにボトク様が支配した町なのだ。さっUターンするんだな」

琴那「ボトクって何よ・・。なんて支配するの?何の意味があるのよ!」

フォレストガード「んーしつこいヤツラだ。ボトク様はこの夜で一番強い魔物のボスだ

         全部の町を支配し、自分だけ優雅な暮らしをするヤツさっ」

愛理「ボトク・・・・。でこの町はどうなったのよ!?」

フォレストガード「・・・。あんたらちと、しつこいやつらだ・・・。郡部に連絡するぞ

         この町の人間はみんなここの町のボス、ウルフデビルが

         この町のみんなを監禁しているのだ。分かったなら帰れ。この町は危険だ」

琴那「この町に入れて・・。監禁されてる人たちを助けたいの!!」

フォレストガード「それはダメなのぉ・・・。入れたいけど入れたらきっとボトクに殺される

         よ。そりゃああんたたちの見方になりたいのさっ」

愛理「お願いします・・・。フォレストガードさん!!」

フォレストガード「んじゃあ入れてあげるよ・・。ただし、あの村にいる

         ダークパンサーを連れてきてくれないか?目的がすんだら・・・。

         フロールって名前なんだ・・。アイツとオレはパートナーで一緒だった

         しかしウルフデビルのヤツがオレとアイツを引き離し今は別々だ」

愛理「かわいそうな話ね・・・。いいわ取り戻す!!だから入らせて!」

フォレストガード「いいよ!入って!町のみんなとフロールを取り戻してね!」

琴那「任せとキナ!!」

フォレストガード「よろしくお願いします!」

そしてレブレサックの町に入った・・・・・・・・。

愛理「なに・・・。この霧・・・。」

琴那「頭がくらくらするなぁぁ・・・。」

「お前さん達や。」

愛理「ダレ?」

スモールデット「あたいはスモールデットだよ・・。まずはこの水を飲みな。

        この霧はメダパニの霧と言ってねぇ混乱状態になるのよ

        この水を飲めば効果は無くなるのよ。速く飲み!!」

二人は飲んだ−―

スモールデット「あんたたちこの町からよく入れたね。フォレストガードがいなかったかい?」

琴那「フォレストガードさんと約束をしてここに入ってきたのです」

スモールデット「なるへそーそうかいそうかい♪」

愛理「ところでスモールデットさん。フロールって言うダークパンサーはいますか?」

スモールデット「いるけど・・・。近寄らない方がいいよぉぉ・・。アイツはヤバイ」

琴那「なんでですか?」

スモールデット「アイツは今、ボトクのその1つ下の援助役にされていて今、悪の呪文

        ダークフレンドリーと言う恐ろしい呪文を毎日のようにかけられている。
 
       あれを1ヵ月毎日夜12時〜5時の間かられると悪の心が芽生えてしまうのだ」

愛理「悪の心が芽生えるとどうなるのですか?」

スモールデット「今までの記憶が全削除され。悪だけの力が手にはいるのだ。

        力は前よりぐーんと上がり顔も体も変化するのだ・・・・。

        恐ろしいわい・・・・・・・。そして町を荒らすのだ・・・。」

琴那「そんなこと許せない!!ボトクが来て呪文を唱えるんでしょ?」

スモールデット「そうだよ。ホント騒音で五月蠅いったらありゃしねーよ」

愛理「その様子みたいです。」

スモールデット「んじゃあ今日はウチの家で泊まりな!ご飯付きで無料だよ!」

その夜――

スモールデット「来るよ・・。ボトクが・・・。」

空には紫色の渦が出来た。そして風も荒く雨も荒く降り始めた

琴那「あれ・・・。ボトクって・・。デカイ・・。怖い・・。」

ボトク「ははははは!!!かわいいかわいいフロールちゃんはどこかなぁぁ?」

愛理「ボトクが来た!」

つづく☆

← 前の回  次の回 → ■ 目次

Novel Editor by BS CGI Rental
Novel Collections