■ トップページ  ■ 目次  ■ 一覧 

piano&clover♪melody 作者:水空

第11回   私の運命に天使舞い降りた!
ピカーン

花音は神の間に行った。

神「何かご用でも。」

花音「神様。初めまして。花音と言います。」

神「花音どの。どうなされましたか」

花音「私は、地獄のピアノのレッスンの最中、先生にピアノのフタを思いっきり閉められ

   このとうり、指全部失いました。私はまだピアノがしたいのです・・・。

   ショパンのエチュードを弾きたいのです!お願いします。指を元に戻してください」

神「それは自分だけの欲望ではないのですか」

花音「違います・・・・・・。」

神「でも指が治ったって自分がピアノを弾くだけでしょ。自分のためだけでは。」

花音「そ・・・・・。そういえばそうです。」

神「では1つだけピアノが弾ける方法がありますよ。」

花音「教えてください!」

神「地面につく体の一部。その一部に指あり。それを頼りにせよ。さようなら」



シュッッ////



花音「!?」

ナチュラル「あれ・・・。指がない・・・。?」

花音「なんか地面につく体の一部。その一部に指あり。それを頼りにせよ。だって」

ナチュラル「地面に着く体の一部・・・・・・・。指・・・。あ・・・・。!!!」

花音「なに!?」

ナチュラル「足だ!」

花音「足!?」

ナチュラル「足に指あるじゃん!!!まだ花音の体には指がある!!」

花音「足の指でピアノを弾けるわけないじゃん」

「足の指を少しだけ長くし器用に動けるようにしたわ。」

花音「神様・・・・。ありがとうございます!あたし帰るよ!」

ナチュラル「がんばって!!」

← 前の回  次の回 → ■ 目次

Novel Editor by BS CGI Rental
Novel Collections