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桜木坂の友情 作者:りみ

第6回   4 ハズレ・・・!?

「『掘れ』って事は、掘るんだよね?」
と言う葵。
「じゃあ・・・・掘る?」
「ほらっ、男陣、掘ってよ〜〜〜〜!!!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


ソヨ・・・と、桜の咲いていない大きな樹の枝が揺れる。
他の桜の木と比べて、桜が咲いていないこの樹は目立った。


「あっ・・・・・・・・・・・・・・」
つかっちゃんが呟く。

茶色く小さな箱が出てきた。
「箱??」
「あけようか???」
「この中に・・・・!?」
「やったぁ、こんな簡単に手に入るなんて!!!」
「・・・でもおかしいなぁ?だって、手紙他にもあるよ??」
『の どこかの樹を掘れ』
『き づかないだけで惑わされているだけで すぐそばにあるのだから』


と言う文面の紙が残っていた。
「これ、いいのかな〜?」
「いーだろ別に。あけるぞ」

【パカッ・・・・・】

箱は簡単に開いた。

「ええええっ!!??なんでぇ!!??」
葵が叫ぶ。













その箱の中身は―――――




















『ば かもの。ハズレだ。もう一度与えた紙を読み直せ。そして頭を使え』
と言う紙だった。

「・・・・・なんで!」
「なにかあるの!!??」

(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今までのをつなげるか・・・・)

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Novel Editor by BS CGI Rental
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