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momoiro juice 作者:じゅえる

第1回   dead end.

昨日逢った人とは友達になれる。
今日逢った人とセックスが出来る。
今まで起こった厭な事は直ぐ忘れたフリをして笑う。笑える。
センスの無い悪口が嫌いな友達がいる。

好きな人が2人居る。
男は私を「好きだよ」と云い、
女は私を「必要よ」と云う。
私は2人を愛している。

昨日は女が私を「信じられないよ」と云って離れ、
今日は男が私を「信じられない」と云って離れた。

だったら何を信じられると云うのですか?

昨日逢った人とは空を飛べる。
今日逢った人と海に沈む。

綺麗な空から
深い海の底へ。

空は青い。
海が蒼い。

信じられるものがあるのなら見てみたいと思って、
紅いマニキュアを爪に塗った。

10本の指。
10枚の爪。

St.vakentine's DayにはチョコでPartyをして、
White DayにはSnow powderでPartyをした。

朦朧とする意識の中で、聴こえてきたのは携帯電話の着信音。
現実の受話器を取ると、聴こえてきたのは聞きたくない奴の声。

仕方が無いから、モゾモゾと服を来て外に出る事にした。

妄想。
リアル。

多分、私は明日も生きている。

抱っこして
おんぶして
また明日。

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Novel Editor by BS CGI Rental
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