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リヴリーの恋 作者:ヴォルシュラ

第6回   イズィとシフィーヌの運命
「ガハッ!」
イズィの腹から血が飛び出た
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イズィは死んでしまったのだろうか。
シフィーヌはもう助からないのか。

「このやろう・・・」
オオカマキリが最後を一撃を喰らえようとした瞬間
「バリィッ」
そこに1つの呪文。雷が振ってきた。
「なんだ?」
そこにいたのはシフィーヌではない。フィグだった。
「なーにへこたれておる。ちょいちょいと倒さんとおめぇが死ぞ。」
「五月蠅いな。」
「漢字で言うな漢字で。」
「コツとかねぇのかよ。」
「んーまぁ台風してから雷連続だな。」
「それを早く言え・・」
「おまぃが我の話をもっとよく聞かないから・・・」
「よし、いくぞ。護衛よろしく。」
「ハァ・・」
フィグはしぶしぶ雷の体制に入った。
「俺が台風放った瞬間に攻撃にかかれ。」
「はぁ・・」
イズィが台風を放った。
「雷よろ。」
「わかっておる。」
「ほれほれ雷雷雷雷雷雷雷・・・・」
「よし。その調子だ。」
それから何分たっただろうか
「ギャア!」
オオカマキリが倒れた。
「早くしないと恋人が死ぬぞ。」
「こっ恋人じゃねぇよっ」
「そぅかそぅか。若いっていいのぉ〜。」
イズィは自殺願リヴ達を避けて密かにオオカマキリの鎌を取った。
「コレでいいのかっ?」
「おぅよ。」
「よし、シフィーヌはどこだっ」
「おまぃの島に置いてきた」
「OKぃ。すぐ向かうぞ!」
イズィとフィグはイズィの島に向かった。だがそこにあったのは・・イズィは青ざめた。そこにシフィーヌの姿は無く、掲示板にこんな後書きが書かれていた

「シフィーヌは預かった。いますぐ100万dd用意しろ。さもなくばこいつを殺す」
「シフィーヌ!」

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Novel Editor by BS CGI Rental
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