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リヴリーの恋 〔続〕 作者:ヴォルシュラ

第7回   冒険
*話文の前についている文字は、誰が言っているかわかりやすいように、そのキャラクターの名前の頭文字を書いております。〔まだ出てきていないキャラクターは「?」と付きます。〕

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イ「よし。全員そろったか?」
全員「そろったお。 そろったぞぉ。 そろいましたぁー。 いてるよーぉ♪。」
イ「じゃあ、シスト、呪文は?」
シ「はぁーぃ。じゃあいきますねぇー。」
シ「時間の友よ。我らを時の空間に導きたまえぇー。」
突然全員の目の前に、精霊?のような生き物が出てきた。
-ほう。お前達はこの力に耐えれるか?それとも否か?-
イ「耐える!」
-よかろう-
-我の力よ、この者達を試してみせよ-
とつぜん揺れたかと思うと世界がグニャリとゆがんだ。そして狭間ができたかと思うと俺達は穴に吸い込まれていった。
イ「ん、ああ?」
イズィは誰もいないアジトに居ていた。
イ「おーい!誰か!」
と、イズィの肩になにかが触れた。
イ「誰だ!」
ふりむくと、そこにはフィレイルが居た。
フ「お、お前はー・・」
イ「え?」
フ「皆もう行ってるぞ!さっさと来い!」
イ「え?あ?お、おう。」
それから数分後
ク「あ、お兄ちゃんだ!フィレイル兄ちゃーん!」
クウェシアがぴょんぴょん跳ねてきた。
フ「クウェシア〜!ルーモとリウとシストは?」
ク「ルーモ兄ちゃんはご飯取りに行ってて、シスト姉ちゃんとリウ兄ちゃんはご飯の用意してるー。」
フ「ん。俺も何か手伝うか。イズィも手伝えよ。」
イ「うぃうぃー。」
ク「リウ兄ちゃんー!ルーモ兄ちゃん帰ってきたよー!」
リ「お?帰ってきたか。ルーモー!何匹とれた?」
ル「んーと、ケセパ4匹カブト幼虫6匹テントウ7匹の収穫だぁー。」
リ「おおー。結構取ってきたな。」
ル「おうよ。お、イズィ帰ってきたか?」
イ「おー。俺の食い物とっといてー。」
ル&リ「あいよ。」
ク「ご飯焼けたよーっ」
全員「うぃ。 おー。 はぁぃ。」

その後、俺達は皆で囲んで飯を食った。

ル&リ「おーい!食べたか?今日の収穫を報告するぞー!」
全員「うぃぃー。 はぃー。」
ル「今日はなぁ、なーんとここの地図と思われる物と、賞金首の束を見つけたぞー。」
リ「地図はかきたして、わかりやすくしておいたぞー。
ル「そして!賞金首の束の中に、小さい紙を見つけたのだ!それはよく見ると、生まれ変わったことがある人が書いていたのだ!その人は!」
そのときシストが震えた。早く生まれ変わって平和な生活をしたいのだろう。俺だって同じだ。シフィーヌのことを考えるたびに心が痛む。
ル「その人は!雷桜鈴(♀)と冷流(♂)という夫婦らしい!でも冷流の名前に線を引いているから、冷流は死んだことになる。だから、この平原のなかに居る雷桜鈴という♀を探して生まれ変わり方を教えてもらうのだ!だから明日からは、この人を探す!さいわい写真が付いている。覚えるのがめんどくさいなら、このひたいの▲の傷が目印だ!じゃあ俺達からの報告はおわりだ!今日は寝ることにする!解散!」

俺達はそれぞれの寝床についた。俺はすぐに眠りについた。明日がうまくいくように願って。

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Novel Editor by BS CGI Rental
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