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リヴリーの恋 〔続〕 作者:ヴォルシュラ

第4回   フィレイル。クウェシア。そしてイズィ
「んー・・・誰かいねぇかなぁ?」
イズィは人を探して放浪をして掲示板に

シストという人のためにやっています。
魂を抜いて、生き返らせるためには魔力が必要であり、人数が足りないので募集しています。
人数が多いほどよろしいですが、できない方もいるので、掲示板に、島名、リヴリー名、飼い主名、レベル、一言(書かなくても可)を俺の島にお書き下さい。
また、失敗し、リヴリーが居なくなる確率がありますので、できるだけ魔力、またはレベルの高い人、よろしくおねがいします。
-イズィ-

と書いていた。だが、見た目のとおり、どこから見ても怪しい文章なので、レベルが高い人は無視し、レベルが低い人は始めの4行までみて、イズィの島の掲示板に書くだけで、レベルが高い人は見事に見つからなかった。
「あ゙ー・・なんかカッタリィなぁ・・・もうちょっと頑張ってみるか。」
とイズィが次に来た島は・・
「あ゙。兄ちゃん島じゃん。」
何とイズィの義理の兄、フィレイルの島だったのだ。
「おー。イズィじゃん。どーした?こんな時間に。」
「いやそれはこーいう事で・・」

「ハァ?だまされてねぇ?お前。」
「ちっげーーーーよっ。」
「まぁいいや。手伝ってやらぁ。」
「よっしゃぁっやっと1人GET!」
「で、他に誰かいんの?」
「んー。シフィーヌって考えたけど・・もうあんな思いはまっぴらと思ってな。」
「クウェシアは?」
「・・まだ聞いてねぇや。」
「クウェシアに1回聞いてみろ。あと、フィグの弟の・・誰だっけ?」
「ルーモか。」
「そんであとは・・シャライルだな。」
「結構近くに居てたんだな・・orz・・・・・作者!管理人!なんで俺だけこんなハメに合う役なんだよ!」
作者「しかたないじゃん。お前の人生なんだから。」
「ちぇっ。」
「まぁ気にすんな。」
「気にするし。」
「・・・はぁ・・こんな事やってるの暇だからさっさとよびに行け。」
「あいよ。」
「いってらっしゃい。」
「いてきー。」

「もーあのバカ兄がぁ。暴力ふりやがってぇ。」
「聞こえてるぞ。」
「うわっ着いてくんなよっ。」
「お前より高レベルなのだからお前の知らない事だってできるのだ」
「・・・」
「あ、イズ兄ちゃん!」
クウェシアの島で話し合っていたフィレイルとイズィを見つけて
クウェシアがぴょんぴょん飛び跳ねながらやってきた。
「ああ、クウェシア。実はこれこれしかしか・・」
「かくかくうまうま。ふぅぅぅん。面白そうだね。わたしもやってみようかな」
「よっしゃぁ!もう一人ゲッツ! ほれそれほれそれ! 次はルーモの所に行くぞ!」
「五月蠅い・・わざわざ行かなくても手紙とばせば良いだろ? で、誰に送るんだっけ?」
「えー、ルーモとシャライル。」
フィレイルがちょっとぶつぶつつぶやいたかと思うと、
イズィの両手に二通のコンパクトで白い飛行機、すなわち紙飛行機が現れた。
「それ跳ばせ。」
「あ、ok」
イズィがそれを持って紙飛行機を飛ばすと、予想よりも遠くに飛び、瞬く間に空のカナタに消えた。
「おー。」
「すげぇだろ?」
「ああ。」
「兄ちゃんっ。」
「あ?」
「あ?」
「・・ぃや・・・イズ兄の方・・」
「おう。何だ?」
「シフィーヌさんに会ってきてもいい?」
「ああ。茶道の練習か?」
「うん!」
「いいお。シフィーヌの島でな。」
「はぁーいっ。」

「いってきまーす。」
「「いってらっしゃーい。」」
「・・はぁー・・・また2人っきりか。」
「あ。」
「ん?」
「俺用事あるから島ん帰るわ。」
「ok。んーじゃあまたなぁ。兄。」
「おう。ノシ。」
「ノジャ。」
--------------------------------------------------------イズィの家族構成-------
妻 シフィーヌ
夫 イズィ
妹 クウェシア
義理兄 フィレイル

--------------------------------------------------------義理兄との関係---------
フィレイルは幼い頃、親に捨てられ、かわりにイズィの親に拾われた。
ついでに3人の年齢は(人間で言うと)

フィレイル18才

イズィ 14才

クウェシア 12才

です。でわ。第4巻をお楽しみに〜w

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Novel Editor by BS CGI Rental
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