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よれよれマイク 作者:リードラック�U

第1回   奥に追いやられた〃よれよれマイク〃
        「はいマイク!」
        
        先輩が私にかけてくれたおもしろい言葉

        先輩が私に向けてマイクを向ける

        たまねぎからねぎが生えたみたいなマイク

        長すぎて雑に扱われてよれよれになったマイク

        このマイクにはどうして花が咲かないの?


        よれよれマイクは綺麗じゃない

        よれよれマイクはつぼみのまんま

        よれよれマイクは役に立たない

        「学校を綺麗に」出来ないなあ


        よれよれマイクは私のマイク

        部活で一休みする段差の横にあるマイク

        よれよれマイクは私のお気に入り

        きっときっとずっとずっと

        仲良しマイク

        気づけば思い出たくさんマイク


        今日も段差で一休み

        私の隣にピンクの小さいお花がちょこんっ

        ピンクのお花はとっても小さい

        よれよれなんかしていない

        茎が短いから私の口に届かない

        よれよれマイクはどこいった


        よれよれマイクはあそこにあった

        壁にぴったりくっついて

        他の枯れた花に覆われて

        あぷあぷあぷあぷ

        ぎゅうぎゅうぎゅう

        これじゃマイクは開花できない

        これじゃマイクは枯れるだけ


        おーいマイク!

        お前に私の声が聞こえるか?

        お前に私の声が響かせられるか?

        声が無理なら心をお願い

        私の心をお前の中に響かせて


        おーいそこの通行人!

        綺麗な花見てにっこりか!!

        綺麗だから仕方がない

        花を見て笑えるあなたは素敵です


        おーいそこの訪問者!

        私の学校綺麗でしょう?

        にこにこにこにこ

        その笑顔が素敵

        花を見て笑えるあなたは良い人です


        でもどうかお願い気づいて下さい

        何かをするということは

        何かを綺麗にするということは

        何かを犠牲にしなくちゃいけないの

        
        私のよれよれマイク

        頑張ったんです

        少しでも学校を綺麗にするために

        少しでも人の心を綺麗にするために

        段差の横でよれよれな茎を伸ばして

        頑張ったんです

        
        私のよれよれマイク

        頑張っているんです

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Novel Editor by BS CGI Rental
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