ソードレボリューション２

作者：殻鎖希

最終回 　 あとがき

あとがき 　季節は梅雨の頃を迎え、じめじめとした日々が再びやってまいりました。皆様、いかがお過ごしでしょうか。殻鎖希です。ファンタジックミステリー小説第二弾、その名もソードレボリューション２をここにお届けいたします。 　尚、初めに申し上げておきますが、この小説はソードレボリューションの続編にあたります。よって、本作を読まれる前に一度前作の方に目を通していただく事をお勧めいたします。 殻鎖：さてさて。今回も毎度のごとく本編よりあとがき用のゲストの方をお招きしております。 　それでは早速呼んでみましょう。今回のゲストは、リック・ジョーナンドさんです！ ジョーナンド：うっす。よろしく。 殻鎖：うわ……盛り上がらねえ登場。おいおい、ジョーナンド。お前やる気あんのかよ？ ジョーナンド：いや、あんまりない。 フィズ：おいおい……とにかく初めは自己紹介しとこうぜ。 　ほら、お前って今回が初登場だから読者の皆さんもお前の事はご存じない筈だろ。 ジョーナンド：確かに初登場だけど……次回作以降で出番あるのかな〜、俺って。 殻鎖：ぎくっ！ ジョーナンド：出番あっても、回想シーンだけとか。 殻鎖：……だからこんなにやる気なさげなわけね。じゃあお前に代わって俺の方から紹介しておくよ。 　彼の名はリック・ジョーナンド。コイートと言う名の城で王宮騎士団を勤めている男です。ガタイはデカくて見た目ごついけど、中身は結構いい人。ちなみに既婚者です。 　何気に、このソードレボリューション２ではキーパーソンとなる人物なので覚えてあげて下さいね♪ ジョーナンド：皆、よろしくな〜…… 殻鎖：それにしても本当に元気ないな、ジョーナンド。やっぱり……「あの事」を気にしてるのか？ ジョーナンド：当然だろう。あんな事されて、元気出る方がおかしい。 殻鎖：「あの事」と言うのがどんな事なのか。ネタバレになってしまうので、その事でここでは詳しく話せません。皆さんがこの物語の全てを読み終えた時には……明らかとなっているでしょう。 　気になる方は是非、物語を読み進めてその真相を確かめてみて下さい。 ジョーナンド：それにしても希……今回はえらく思い切った展開に仕上げたもんだな。 殻鎖：ああ。 　正直、物語の結末をどうするかは俺自身結構迷っていたところはあるんだ。けれど今書き終えてみると、やっぱりこれで良かったんだと思う。 　フィズ達には、随分と辛い思いさせちゃったけど…… 　今回の物語の完結は、ソードレボリューションにとっても大きな一歩を踏み出した事を意味すると思うぜ。前作までとはまた違った感慨を残すという意味でもな。 ジョーナンド：あんたがそう言うならば、俺が口を挟む余地もない。 　しかし、今回のあとがきは随分としんみりと進むんだな。 殻鎖：お前のせいだろが！と突っ込みたいところだけど……まぁ、今回のお話がお話だからね。 　ソードレボリューション２は、かなりハードな物語になっちゃったわけだし。まあ、今作をバネにして、また次回作以降も良い物を書いていきたいと思うよ。 ジョーナンド：やはり出るのか？ソードレボリューション３は。 殻鎖：勿論！こんなままで、物語を終わらせたくないからな。 　今作を通じてフィズやミレアが体験した大きな悲しみ……彼らがそれをどう乗り越えていくのか、今後とも是非見守ってあげて下さい。 ジョーナンド：成程な…… 　あんまり暗くなりすぎるのも考えものなので話題を変えようか。今回の話の中には、前作に比べてミステリー色の強い物も含まれているな。 殻鎖：おう。この小説のジャンルはファンタジックミステリーだからな。主人公は探偵なわけだし、推理して謎解きをしていく場面なんかもこれからまた書いていきたいね。 ジョーナンド：次回作では奇想天外なトリックが登場するとか？ 殻鎖：う〜ん……保証は出来ん。 ジョーナンド：頑張って書けよ、とりあえず。 殻鎖：ま、とにかくソードレボリューションはまだまだ続きますんで、皆さん応援宜しくお願いします。 ジョーナンド：お願いしま〜す。 殻鎖：さて……ではこの辺りで前回のあとがきクイズの解答を発表しましょうか。 ジョーナンド：おう、いいねえ。 殻鎖：前回のあとがきで出したクイズは、「ソードレボリューションの主人公、フィズ・ライアスにはモデルがいます。さて、そのモデルとは誰でしょう？（年齢はフィズと結構離れています。似てるのは性格や技なんで、よろしく！）」でしたね。 　この問題の答えはズバリ……サムライスピリッツの主人公、覇王丸です！ ジョーナンド：覇王丸？ライアスとは随分と印象が違うが…… フィズ：フィズというキャラクターを作る際には、覇王丸の技なんかも結構参考にさせてもらったんだ。ほら、刀を振り回したり、風を用いた技を使ったりと戦闘スタイルも似てるところがあるだろ？ ジョーナンド：ああ、そう言えば…… 殻鎖：元々ＳＮＫの格闘ゲームが好きだからね。サムスピで覇王丸を使っていた時に『これだ！』と閃いたわけ。 ジョーナンド：ホウ…… 殻鎖：と言うわけで、答え合わせお終い！次に今回のあとがきクイズを発表します。 ジョーナンド：今回もやるんだな、やっぱり。 殻鎖：おうよ。じゃあ問題発表しますね〜。 　問題。ソードレボリューション２には、シダノの森と呼ばれる森が登場します。さて、この森のモデルとなった場所は一体どこでしょう？ ヒント１　日本のどこかに存在する森である。 ヒント２　モデルとなった森には、ある伝説が伝えられている。 　と言う事で、こちらもまた考えてみて下さい。正解はソドレボ３にて発表！です。 ジョーナンド：じゃあクイズも終わったところで、そろそろシメに移るといたしますか。 殻鎖：ああ、そうだな。 　今作も、そして前作も含めてソードレボリューションを手に取ってくださった読者の皆様に、厚く御礼申し上げます。殻鎖がこうして小説を書き続ける事が出来るのも、まさに読者の皆様方あっての事ですからね。 ジョーナンド：ほらほら、頭が高いぞ。もっと頭を下げんかい。 殻鎖：あ〜、平に〜平に〜……って、どこまでやらせるんじゃい！ 　でも、だいぶ元気が出てきたみたいじゃないか。 ジョーナンド：まあな……俺、やっぱりライアスの事も、ソードレボリューションの事も凄く好きだからよ。 殻鎖：フィズが聞いたらきっと喜ぶぜ。 ジョーナンド：ああ……そうだな。 　さあ、それじゃあそろそろ幕引きと行こうか。 殻鎖：おう！ 　それでは皆様、また次回作で会える日を楽しみにしております。その時までどうかお元気で。 ジョーナンド：ソードレボリューションをよろしくな〜！ 殻鎖希＋リック・ジョーナンド

Novel Editor by BS CGI Rental
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