あとがき
お早うございます?それとも今日は?あるいは、今晩はという時間かも知れませんね。どうも、殻鎖希です。 というわけで(ど〜ゆ〜わけだか)今回、とうとう書いちゃいました。『SU・DA・CHI』の続編にあたるお話、『SU・DA・CHI2 〜今訪れるは巣立ちの時〜』をここにお送りいたします。 ここで最初にお断りしておくことが一つあります。前作を読まれた方であればご承知のことと思いますが、 この小説のメインキャストすだちの面々のことについて一度触れさせていただきますね。 この小説の中に出てくる「すだち」は実在のグループです。前回と同じくすだちの方々から許可を頂いて書かせてもらったのですが、物語の内容についてはフィクションとなっております(作中で、すだちの出演しているラジオ番組が最終回を迎えたということが書かれていますが、このことについては事実です)。また、作中の人物についても豪徳寺康成氏、ニャン子氏以外の人物は全て架空の人物となっておりますのでご了承下さい。 さて今回の『SU・DA・CHI2』ですが、前作と少々形式が異なります。基本的には一つの大きなストーリーで成り立っていた前作と違い、今作は主として三つのショートストーリーから構成されています。短編集のようなもの、と考えていただければ良いですね。 では、これから各ストーリーについて、簡単に解説をしていきましょう。俺一人でくっちゃべっていても眠くなるばかりなので、各話ごとにゲストの方をお招きして、話に華を咲かせたいと思います。
第一章 明日へ 殻鎖:第一章の解説は、殻鎖と…… サキ:私、サキでお送りしていきます。 殻鎖:おぉ〜、前作に続いて堂々のあとがき入り。やるねぇ、このちゃっかり者。 サキ:私もそれほど暇なわけじゃないんだけど。できれば梓さんあたりと交代したかったな〜。 殻鎖:ま、そう言うなって。ちゃっちゃか話進めようぜ。 この第一章を一言で表すと、ズバリ前作の後日談です。 サキ:謎の女子高生である私が、あの街に帰ってくる話よね。 殻鎖:自分で謎って言っちゃってるよ…… サキ:そういう設定にしたのはあなたでしょう。ていうか、前回のあとがきでもちょっとだけ触れてた、私が主人公の話っていうのはいつ書くのよ? 殻鎖:う……それはまぁ、もうちょっと暇ができてから…… サキ:てきぱきと行動しなさい、てきぱきと。 話を戻すけど、第一章での見所ってどんなところなの? 殻鎖:そうだなぁ……前作と読み比べてみると、お前のキャラもまた違った点が見えてくるかも知れない。そんなところかな。 はい、じゃあ第一章はこの辺にしとこうか。 サキ:早っ!それだけなの? 殻鎖:後もつかえてるし。 サキ:そりゃあそうだけど、他に言い残したこととかないの? 殻鎖:……あ、そう言えば! サキ:何? 殻鎖:前回のあとがきクイズの答えをここで発表しときます。 「実はこの物語の中には、ある形でこっそりと作者……殻鎖希が登場しています。果たしてどの場面のどういったキャラで登場しているでしょうか?」という問題でしたが……答えは、「一番最後の場面に登場していたカップルの男役」です。 以上!第一章、終わり! サキ:うわ、ホントに終わらせる気? そ、それでは皆様。またお会いする暇でごきげんよう〜。
第二章 たんぽぽ 殻鎖:第二章の解説者は…… 千穂:千穂でございます。 殻鎖:……なんか、「サ○エでございま〜す」を彷彿とさせるPRだなぁ…… ところで一つ質問なんですけど。 千穂:はい? 殻鎖:あなたはどういう役柄なんでしたっけ? 千穂:……まさか忘れたんですか?私のこと。 殻鎖:いや〜、最近物忘れが激しくて。すいませんが、俺の代わりに説明お願いします。 千穂:何か楽してません?まぁ別にいいですけど…… 私は美馬君の古い知り合いなんです。 殻鎖:美馬君?ハテ、どこかで聞いたような気が…… 千穂:この第二章は私と美馬君の再会について、主に描かれているんですよね? 殻鎖:う〜ん…… 千穂:描かれてるんですよね! 殻鎖:あの〜……美馬君ってどちら様でしたっけ? 千穂:それも忘れたんですか! 殻鎖:年は取りたくないもんじゃのう…… 千穂:私より若いくせに爺さまにならないで下さい! 美馬君が誰のことなのか……それは第二章を読んでみれば分かりますよ。 殻鎖:そうか!よし、今から読もう! 千穂:あなたが読んでどうすんですか!読者の皆様に読んでいただかないと困るでしょうが! 殻鎖希:だって、忘れちゃったし。 千穂:……分かりました。希さんも、もう一度じっくりと読み直してみて下さい。 頭も痛くなってきたので、ついでに次の人と交代しましょう。次は第三章ですね。
第三章 Love is War コージ:うっす!この第三章は、このコージが解説するっす! 殻鎖:……どちら様でしたっけ? コージ:って、しっかりして下さいよ!千穂さんの時のボケをまだ引きずってるんすか? 殻鎖:分かってるって〜。冗談だよ、多分♪ コージ:多分すか…… 早いとこ話を進めますけど、第三章は豪徳寺さんが一人の教師と再会するお話っす。 殻鎖:教師ネタ……実は殻鎖にとって、一番思い入れがあるのがこの第三章なんだよね。 コージ:そうなんすか? 殻鎖:うん。実はこの第三章を書いたのは、俺は教育実習ってヤツを終えたばかりの頃だったんだ。 コージ:教育実習? 殻鎖:おう。そして、俺がそこで見たこと学んだこと、感じたこと等を強く盛り込んだのがこの第三章。『SU・DA・CHI2』の中でも一番の見所っす。 コージ:って、ちょっとちょっと。俺の喋り方、うつってるっすよ! 殻鎖:実は一度言ってみたかったんだ。 コージ:いや、別にいいっすけどね…… でも自分で言うのも変なんすけど、確かに第三章は何か熱かったような気がするっす。 殻鎖:へへ、燃えたろ? コージ:別に燃えてはいないっすけどね…… 第三章は俺の彼女も登場してるんで、是非皆に読んでほしいっすよ! 殻鎖:こんなとこでノロケんなよ。 コージ:そんなんじゃないっすよ〜。とにかく、皆よろしくっす!
各章の解説は以上です(解説になってない?まぁそんな突っ込みはさておいて……笑)。 俺自身、まさか『SU・DA・CHI』の続編を書くことになるとは思ってもみませんでした。今回、こうして『SU・DA・CHI2』をまとめることができたのも、すだちのお二人、すだちのファンの皆様、そして読者の皆様のお陰です。この場を借りて御礼申し上げます。この続編が出るかどうかはまだ分かりませんが……また、縁がありましたら拙筆ではありますが、新たなるすだちの物語を書きたいと思います。 さて。このあとがきも、いよいよ終わりが近づいて参りました。最後はクイズで締めくくりましょう。ヒントも二つ用意してありまっせ。
問題。第三章に登場するキャラクター、コージにはモデルがいます。そのモデルとは誰でしょう? ヒント1 かつて週間少年ジャンプに掲載されていた、ある漫画のキャラクターである。ヒント2 その漫画の主人公は、史上最強の強さを誇っている(かもしれない)。
またクイズの答えについても考えてみて下さい。 それでは次回作で、またお会いしましょう。
殻鎖希+サキ+千穂+コージ
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