【WEISSE】
時は、狩る者と狩られる者がぶつかり合う混沌の世。
人々は家に街に国に、厚い厚い壁を築き
“外から来るもの”を忌み嫌い、恐れた
そんな中、ほんの一握りの者たちは 危険を顧(かえり)みず、国と国を自由に行き来するようになった
人々は彼らを、羨望と畏怖を込めて
《アストラ》と呼ぶ
何もない草原を、二人の影が歩いている。 一人は漆黒の髪にスカイブルーの瞳を伊達眼鏡で飾った、ファッショナブルないかにも軽そうな男。 一人は大き目の帽子を目深に被り、素肌を一切見せない服装の痩躯。その肩には、リスネコが起用に丸まってうとうとしている。
「なあルレイ。メシまだ?」 黒髪の男がうんざりした顔で、重そうな足を懸命に動かす。 「三時間前に食べたばかりだろ。もうすぐ街に着く。我慢しろ」 帽子の、声から察するに男が答えた。 『まったく、食い意地の張った奴じゃのう(−。−)』 二人とは別の声がした。しかし、辺りに他の人影は見られない。 「うるせーよ!非常食は黙ってろ!!\(`□´)ノ」 『年配に対して非常食とは何じゃ!失礼だとは思わんのかホムラ!食われる前にお前の鼻頭を食ってやろうか!?』 「んだとー!?この喋るリスネコ!!」 ルレイの肩で丸まっていた動物が、威嚇の声を上げた。 黒髪の男、ホムラと言い争いを始めたこの動物が、先ほどの声の主らしい。 「・・・・・・ホムラ、フェイ。夕飯抜き決定」 「『!!!?煤i0○0;)』」 「ま、ままままて待てまて!!そりゃ困るよ、ルレイ!」 『う、うむ!困る。言い争いはやめる。だから、そんな事を言うでない!」 「・・・はぁ」
そうして今日も、赤が燃え落ちる・・・
〜ってな感じです!〜
人物設定はこんな感じですかね。・・・わかります?
沈着冷静・氷のような謎だらけの痩躯、ルレイ。 感覚だけでで行動する第六感男・猪突猛進馬鹿なホムラ。 結構物知りでジジくさい喋るお茶目な動物、フェイ。
まあ大体この二人と一匹で旅をして、何やかんやあって、一騒動!な話になる予定です。(予定は未定ですので、多少変わってても気にしない!)
まだ重要な事柄を紹介していないので、また機会があったら徐々に紹介していきます。 それではまた!ノシ
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