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「セリナ!?」
私は丁度、セリナがコーダさんに追い詰められ、そして海へ落ちてしまった瞬間を見ました。 揺れの小さくなった甲板を走り、コーダさんの横から覗き込みます。けれども、セリナの姿は見られませんでした。
「セリナ!セリナー!!」
悪い可能性を否定したくて、力の限り叫びました。 セリナを探す事に夢中で、私は裏切り者が隣にいることを忘れていました。彼は、 「うるせえんだよ!お前も一緒に落としてやろうか!?」 狂ったように口角泡を飛ばしながら、私の胸倉を掴み上げました。と、
―――ズウゥン・・・・
また、船が大きく揺れ、コーダさんが体制を崩されました。そのおかげで私は開放されたのですが、残念ながら甲板に足を付く事はできませんでした。 咄嗟に縁に捕まり難を逃れましたが…果たして私の力で上へ上がる事ができるでしょうか。 怖くて足下で渦巻いている海を見ることができません。そうしている間にも、指の力はどんどん失われていきます。 そこへ―――
「飛んで!!」
突然響いた聞き覚えのある声に導かれて、私は恐怖を捨て、手を放しました。
〜・・・〜
更新が遅れてしまい、申し訳ありませんでした。 この頃自分はやる気ゼロなのです。 下書きも進めていないし、データーを増やしてもいません。 ましてや、キリ番のお祝い短編など、もってのほかで…。
はい。
ごめんなさいすみません許してください何とかしますだからやめて殴らないで蹴らないで誰かどうにかしてこんな駄目な自分をた〜す〜け〜て〜
と、言う訳で(え?) また次回、お会いできたらいいですねー。(棒読み)
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