ここは日向家秘密地下基地。 ケロロ小隊(−1名)は会議をしているようー…。なハズだか…。
「サーサーみなさん!それでは本日もはりきって…有意義で実りある会議をとり行うでありますよ!せ〜の〜」 「予算も無い!!策も無い!!これで侵略!?笑わせるにも程があるわ!!やってみせてみろよ!?」 「無いのは貴様のやる気だろ!?切れれる立場か!!?グダグダいわんと行動しやがれ!!」
唯今ケロロとギロロの接戦中。 どうやら侵略の事でのようだ。 「毎日毎日ガンプラ作りやがって!!」 「最近は少し点数を減らしてるんだよ!!」 「バカでかい箱のヤツに変えただけだろうが!!なんだあの部品の数は!?」
激しくケンカ中。
「あ〜〜〜あ。いつもの調子ですぅ。決まったら呼んで下さいね〜〜」 ピクンッ ギロロとケロロの様子が変わった。 「タママ君。今日も第三者?」 「判断や決定を人任せで自分は高見の見物か」 「自分は部下だしってな線引きで自分だけ納得してるって訳ね」 「それで上司に不満タラタラか。ずいぶんといい身分だなオイ」 ブッチン タママの頭のどこかが切れた。 「んだどゴルゥルァラアア!!まとめてかかってこいやァ〜!!!」 「上等だコラァー!」 「お前ら全員役立たずだァーー!!!」
一人増え、また接戦中。 「クックック。不器用…あまりに不器用…」
「あ?」 三人の目がクルルの方にいった。 「世の中そんな生き方じゃやっていけねぇぜ?地球侵略もまたしかり…くっくっく…もっと賢く要領よく効率的に生きなきゃねェ…いわゆる処世術ってヤツ?」 「ショ…?」 「おかしですかぁ〜?」 「な‥何だそれは…?」
ウィ〜ン 「軍曹〜」 「冬樹殿!?」 「クルルいる?」 「何か用か?」 「あ‥さっきはどうもありがとう!お礼にと思っておススメの本をいろいろ持ってきたんだけど…」
「フン…地球の科学か…ま。ヒヤカシ程度に見とくのもいいだろう」 「それじゃ…ちょっと見直したよクルル!」
バタンッ
え…?え……!? 「な…なんで!?なんでそんな中いいの!!?なんでそんな評価高いの!?どんな魔法使ったのよ!?」
「くっくっくっくっ」
「どうも気にくわんな…不自然だ!ありえん!!おおかたまた妙な発明か怪しい電波でも使ったんだろ!?」
ニヤニヤニヤニヤニヤニヤ… ギロロの方を向いて怪しげな&恐ろしい顔をし、ニヤついてきた。
ギクッ 「な‥なんだその哀れな目は!?ええいこっちを見るな!!」 パシュ
「おじゃまするわよ〜♪」 「夏美殿!?」
「な‥何のようだ夏美…!?」 も‥もももももしかして俺にか!?
「あんたじゃないわよ」 ガーーーーーーーーーーン ショック度99.9%。
「クルルいる?」 「いるぜ?」 「へへ…♪さっきは助かったわ!お礼にこれあげるわ♪手作りクッキー。天然素材で体にイイわよ〜」
「おいおい。なんだよこのウズマキ‥子供っぽいな。」 「いいじゃない」 「ま。せっかくだからもらっといてやるか」 ポリポリ…
「なによその言い方!…あんたらしいけどね!」
「ありがとクルル♪ちょっぴり見直したわよ!」
バタンッ
「な…なにがおきたのでありますか…」 「ん?ギロロ伍長?どうしたですぅー??」
な…なんで…クルルが夏美と親しい!? もしかして…ぬわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
バタンッッ 「ギロロ!!??」 「伍長さーん!?」
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