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素直じゃないアイツ 作者:ronron723

第2回   2
ここは日向家秘密地下基地。
ケロロ小隊(−1名)は会議をしているようー…。なハズだか…。

「サーサーみなさん!それでは本日もはりきって…有意義で実りある会議をとり行うでありますよ!せ〜の〜」
「予算も無い!!策も無い!!これで侵略!?笑わせるにも程があるわ!!やってみせてみろよ!?」
「無いのは貴様のやる気だろ!?切れれる立場か!!?グダグダいわんと行動しやがれ!!」

唯今ケロロとギロロの接戦中。
どうやら侵略の事でのようだ。
「毎日毎日ガンプラ作りやがって!!」
「最近は少し点数を減らしてるんだよ!!」
「バカでかい箱のヤツに変えただけだろうが!!なんだあの部品の数は!?」

激しくケンカ中。

「あ〜〜〜あ。いつもの調子ですぅ。決まったら呼んで下さいね〜〜」
ピクンッ
ギロロとケロロの様子が変わった。
「タママ君。今日も第三者?」
「判断や決定を人任せで自分は高見の見物か」
「自分は部下だしってな線引きで自分だけ納得してるって訳ね」
「それで上司に不満タラタラか。ずいぶんといい身分だなオイ」
ブッチン
タママの頭のどこかが切れた。
「んだどゴルゥルァラアア!!まとめてかかってこいやァ〜!!!」
「上等だコラァー!」
「お前ら全員役立たずだァーー!!!」

一人増え、また接戦中。
「クックック。不器用…あまりに不器用…」

「あ?」
三人の目がクルルの方にいった。
「世の中そんな生き方じゃやっていけねぇぜ?地球侵略もまたしかり…くっくっく…もっと賢く要領よく効率的に生きなきゃねェ…いわゆる処世術ってヤツ?」
「ショ…?」
「おかしですかぁ〜?」
「な‥何だそれは…?」

ウィ〜ン
「軍曹〜」
「冬樹殿!?」
「クルルいる?」
「何か用か?」
「あ‥さっきはどうもありがとう!お礼にと思っておススメの本をいろいろ持ってきたんだけど…」

「フン…地球の科学か…ま。ヒヤカシ程度に見とくのもいいだろう」
「それじゃ…ちょっと見直したよクルル!」

バタンッ


え…?え……!?
「な…なんで!?なんでそんな中いいの!!?なんでそんな評価高いの!?どんな魔法使ったのよ!?」

「くっくっくっくっ」

「どうも気にくわんな…不自然だ!ありえん!!おおかたまた妙な発明か怪しい電波でも使ったんだろ!?」

ニヤニヤニヤニヤニヤニヤ…
ギロロの方を向いて怪しげな&恐ろしい顔をし、ニヤついてきた。

ギクッ
「な‥なんだその哀れな目は!?ええいこっちを見るな!!」
パシュ

「おじゃまするわよ〜♪」
「夏美殿!?」

「な‥何のようだ夏美…!?」
も‥もももももしかして俺にか!?

「あんたじゃないわよ」
ガーーーーーーーーーーン
ショック度99.9%。

「クルルいる?」
「いるぜ?」
「へへ…♪さっきは助かったわ!お礼にこれあげるわ♪手作りクッキー。天然素材で体にイイわよ〜」

「おいおい。なんだよこのウズマキ‥子供っぽいな。」
「いいじゃない」
「ま。せっかくだからもらっといてやるか」
ポリポリ…

「なによその言い方!…あんたらしいけどね!」

「ありがとクルル♪ちょっぴり見直したわよ!」

バタンッ


「な…なにがおきたのでありますか…」
「ん?ギロロ伍長?どうしたですぅー??」

な…なんで…クルルが夏美と親しい!?
もしかして…ぬわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!


バタンッッ
「ギロロ!!??」
「伍長さーん!?」






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Novel Editor by BS CGI Rental
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