結構試行錯誤してなんとなく書いたら出来上がってました。短すぎて乗せられなかった短編を載せます。
無死
「おい返事しろよ。」 無視。 今回もだめだった。 最近人に話しかけても、ぜんぜん返事をしてくれない。 今も級友に話しかけているのだが返事をしてくれない。 「何なんだよ。」 「おれがなにかしたか?」 「助けてくれよ。」 と、その時。 「君、村田君?」 同級生の上山 幸恵だった。 「あっ・・・。」 やっと、1週間ぶりに人の声を聞いた。 「おい上山・・・。」 「あなた・・・こんなところにいたの。」 「なんだ?もうずっと前から話しかけていたじゃないか。」 彼女は言うのを躊躇うようにして言った。 「だって、あなた・・・、1週間前に交通事故でクラスの人たちは、 いえ、あなたを残してみんな死んだじゃない。」 突然彼女の声が擦れてきた。 「だっで、あなだがいないどさびじいじゃない。」 「うわーーーー―――――――――――――――――――――――――。」 夜の2時。2年A組の教室に叫び声が聞こえていた。 END
こんなんですまたKURAITZ書くんでじゃ。2007・3・29
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