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ハリー・ポッチャリーと漬物石〜漬物石覚醒篇〜 作者:KASI-龍

第2回   -第一章-旅立ち!

―旅立ち!―
 



「おい、このままでは家のお金が無くなってしまうぞ」
「ええ、確かに。そうだ!ハリーを食べちゃいましょう」
 ハリーを拾った親はこんな話をしていた。それをハリーは聞いていた。
(やばい、食べられる!)
 そう思ったハリーは、家を飛び出した。
 家を出たのはいいが、直ぐに腹が減り倒れてしまった。
「あーあ、ハンバーグ食べたい・・・」
 ハンバーグが出てきた。
「え、なんで!待てよじゃ・・・ステーキも!」
 でもステーキは出なかった。
「ん〜なんでだ?まっ!いいか。ハンバーグを食べよう。うわっ、まずっ。でも・・・食べよう」
 その日は、地下鉄のホームで寝た。
 次の日、一人の男が、
「君はハリー・ポッチャリーかい?」
「ええ、でもなんで僕の名前を?」
「僕はデブデモート。君が2歳のころ1度会っているんだ!」
「君の親は本当はでぶなんだー」
「うそ・・・。そんな、僕の親は僕を食べようとしたけど、痩せていたぞ」
「君はまた食べられそうになったのか?」
「え?またって・・・、どういう事だ!?」
「そう、君の本当の親も君を食べようとしたのさ。そのとき君を助けたのは・・・僕だよ!」
「そうなんだ・・・って、僕の本当の親はどこにいるんだ?」
「君の親は・・・たぶん食べられた」
「え、だれに」
「オーデスデモート、僕の兄さ」
「そんな・・・」
「君は魔法を使える。僕と一緒に魔法料理学校に行こう」
「・・・わかった。いくよ!」
「よし、ついて来い」
 すっと体が浮きいつの間にか魔法料理学校に前にいた。
「ここがそうなのか?」
「ああ、でも君はまだ入学できない」
「え?なんで?」
「きみは・・・」
「きみは?」
「きみはふとりすぎだ〜!」
「Oh・・・No.」
「欧米か。まず50キロに減らそう」
「あと50キロ・・・。20キロ減らすのか」
「大丈夫、少し魔法をかけるから」
「わかった、ガンバル」
「よしトレーニング場に行こう」
 そこには3人のポッチャリ型がいた。1人は男でカンジー。もう一人も男でシュータ。
 女はアン。ハリーはカンジーとアンと友達になった。
 トレーニング1日目は、5kmを走り、腕立て、腹筋、背筋、そして15kmを走る。ハリーは5kmの途中で野糞をした。カンジーとアンはデブだが、運動神経が良くメニューを軽々こなした。
「オイ、ハリー遅いぞ」
「だって紙がなくて困っていたんだよ」
「じゃあいったいなにで拭いたんだよ?」
「葉っぱで拭いた」
「きたね〜お前のケツ!」
「・・・」
 アンはハリーの野糞を魔法でカレーにした。
「ねぇ2人とも、これ食べてみて」
 2人は何も知らずに食べた。
「う〜んちょっと、油っこいな〜」
「たしかに」
 ハリーの糞は油っこかった。
「それ、ハリーの△×○なの」
 2人はげろを吐きまくった。そのおかげで2人はダイエットに成功し、魔法料理学校に入学した。
 アンは、体重を偽装して入学した。
 学校は、2つの寮に分けられる。1つは、デブリンドール。もう1つはデブサリン。3人は、デブリンドールに入ることになった。



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Novel Editor by BS CGI Rental
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