そんな、日々が続いていた時りゅうからのメールが来た。 りゅう「久々〜☆元気してたか?全然連絡こなくなったけど彼氏でもできたか??俺は1ヶ月くらい前に彼女できたよ!!暇ならたまにはメールちょだいね」 そんな、内容だった。正直りゅうに彼女ができたことはショックだった。 しかもあたしと別れて1ヶ月で彼女ができたという事実にも・・・。 けれど、今はそんなことよりはるとうまくいかなくなっていたことに落ち込んでいた。 りゅうにメールをした。 「久々だね!!あたしも最近彼氏できたよ☆でもあまりうまくいってないの・・・。 喧嘩ばかりだし、りゅうよりヤキモチ焼きだし」(笑)・・・送信 りゅう「そっか。俺の彼女もかなりのヤキモチ焼きだよ。だからあんまり遊べないんだ、今度こっそり遊ぼうか??」 いりあ「いいよ!来週の木曜に遊びに行くね」 そんなメールでその日は終わった。 メールをしていた時はると一緒にいた。最近は毎日のようにはるといる。 それが当たり前のようになっていた。 はるに「木曜元カレと遊んでくるね」と告げた。ヤキモチ焼きなのを知っていてけれどやましくないので言った。 時間もたってるし彼女ができる間だけの約束のセフレだったから。 そして木曜日、元彼の家に久々に行った。 部屋に入って彼女の存在を大きく感じた。付き合っていた頃は1LDKの部屋にテーブル1つとカーペットがひいてあっただけ、もう1つにはベットとクローゼットだけのなにもない部屋で、玄関に洗濯物を干しているのがりゅうの部屋だった。 それが、違う部屋かのように変わっていた。 居間にはソファーとテレビ代と造花が飾られていて洗濯物も物干し竿にかかって居間に干してある。 寝室にはお揃いの枕と彼女が読んでいるという小説。 洗面所には女物の洗顔ホームや化粧品・・・。 来なきゃよかった・・・。まだりゅうに未練があることを確信してしまった。 そして、2人でソファーに座ってテレビを見ていたがあたしは何を話していいかわからなくて、挙動不審だった。 すると、りゅうの携帯から音楽が流れた・・・。彼女かな・・・ 「もしもし?なした?今友達と遊んでたよ!男友達だって!!」 切ない気持ちでいっぱいになった。 りゅうが電話を切るのを待ちながらテレビを見ていた。 しばらくして電話が終わって「ごめん」と一言 いりあ「いいよ!彼女心配したら困るしさ。彼女いるのかわってて今ここにいるんだし」精一杯の嘘をついた。 りゅうは付き合っている時からお尻フェチだった。 りゅう「いりあ、久々にお尻触らして」 いりあ「いいよ」とジーパンを脱ぎソファーに2人で横になり、りゅうが後ろから抱きしめる感じになりお尻を触っていた。 すると、だんだん手が下にいきあそこを触ってきた。 いりあ「りゅうだめだって!彼女に怒られるよ」(笑) そんなことを言っても体は正直でされるがまま。 すると、はるからメールが来た。 はる「メール来ないってことは今頃元彼と楽しく遊んでるのかな? 俺はすることないし寝るわ」 いりあ「なにぃ?またヤキモチですか??久々に会ったら何話していいかわからなくて楽しんではいない・・・」 はる「俺の性格知ってんだろ。元彼と遊んでること自体まじムカつく」 あたしははるに電話した。 いりあ「なしたの?今日は機嫌悪いの?」 はる「理由はわかってるしょ?」 そんな会話を聞いていたりゅうが「帰ったほうがいいんじゃない?」 と言ってきた。 あたしははるに腹が立ち「勝手に怒ってれば」と電話を切った。 気まずくなりあたしは「トイレ行く」と立ち上がった。 トイレから戻ってくるとりゅうはベットに入っていた。 あたしもベットに行き横に座った いりあ「寝るの?ならあたし帰るよ・・・。」 りゅう「寝るよ。帰るのか?」 いりあ「だって彼女に悪いしさ、じゃねぇ」 あたしはりゅうの家を後にした。 泣きそうな気持ちを我慢して車を走らせはるの家に向かった。 着いたときにははるはすでに寝ていた。 いりあ「はる?心配させてごめんね。元彼相談があったみたいなんだ」 嘘をついた。 はる「いや、俺のほうこそごめん。こんな性格が情けないよ」 そんな会話を少ししてはると一緒に眠りについた。 りゅうからはその日以来メールは来ない。 これでいいのかもしれない・・・。と思っている自分と淋しい気持ちが交差する。 気づいたらはると付き合って8ヶ月になっていた。 はるが今まで付き合った人の中で1番長い恋愛だと言っていた。 はるは30歳になって半年以上続いたことがないくらい恋愛が下手らしい。 そんなことを言われあたしは嬉しくなった2股をかけていた期間はあったけれど それでも、はるの中であたしが1番傍に居ると思うと嬉しくてしかたなった。 けれど、あたしの気持ちは満たされていなかった・・・。
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