9月に入り、ある時りゅうと喧嘩になりました。 喧嘩の始まりは些細なことだったんだけれど・・・ りゅう「お前が浮気してんの知ってるんだからな!!」 いりあ「はぁ?何の話?どこに証拠あんの?」 りゅう「俺、お前が風呂は行ってる時に勝手にお前の携帯見たんだよ!そしたら客じゃないメールのホルダーに花火大会一緒に行こうって誘ってるお前のメール見たんだよ!!」 いりあ「それは最近のお客さんでまだホルダーに登録してなかったの!!」 りゅう「それと、お前が友達と遊びに行くって言った日にお前のうち行ったら男の車あったし、その時お前に電話したらシカトしたろ?部屋の電気ついてるのに」 いりあ「つけたままでかけちゃったの!」 りゅう「もう嘘はいいから!ちゃんとホントのこと言ってくれ」 いりあ「・・・別れたりしない?」 りゅう「・・・。」 いりあ「ごめん。たしかに男の人と遊んでた!でも浮気じゃなくてあの時相談があって会ってただけなの。」 りゅう「わかったよ。今回は信じるでも次はないからね俺は本気でいりあのこと好きだし大事だから怒りたくないし、喧嘩もしたくないいんだ。わかってな」 いりあ「うん・・・も〜隠し事しないよ。ごめんね」 その日はそのまま、仲直りしていつもの2人に戻りラブラブしていまいた。 その頃あたしの気持ちに変化がありました。 客として都合のいい男としていたはるがいつの間にか好きになっていました。 りゅうにばれそうになり、このままでは別れてしまう可能性がでかいのに、 はると別れることができないほど好きになっていました・・・。 りゅうと同じだけはるとの時間もすごしたのだから当たり前かもしれない・・・ このままじゃ、りゅうともはるともうまくいかなくなる。 しばらく、悩みました。あたしはどっちと居たいのか・・・ そして、あたしはりゅうと別れることを決めました。 その日いつものように休みにりゅうの家に行って。 いりあ「りゅう、話しあるんだ・・・。あたしさりゅうに信用されてないのがすごく辛いんだよね。携帯見たって前に言われた時たしかにあたしが怪しいことしてたかもしれないけど、携帯勝手に見るのとかあたしが遊んでる時に家に来て勘ぐられたりとかすごく嫌だし、あたしこれからもっとお客さん増えていくと思うから今のままじゃ続かないよ・・・。好きだけどそれだけじゃ一緒に居れない・・・」 りゅう「俺だって変に疑いたくなかった、けどこの何ヶ月かのお前行動おかしいし俺それしか思い浮かばなかったんだ・・・。悪いとは思ってるよ!! 俺もいりあのことホントに大好きだけども〜あんなことしたくないし、疑いたくないからしかたないのかなぁ・・・いりあが決めたことだしな。別れよう」 そして、りゅうとあたしの4ヶ月の短い恋は終わった。 そして、りゅうの家を出たあたしは車で泣いた。 数分してりゅうからメールが来た。 「短い間だったけど付き合えてよかった。いっぱい笑ったしいっぱい喧嘩したね。いりあはこれからどんどん成長して店でもいい地位に立っていい女になるんだろうな。もっとそれを傍で見ていたかったけどヤキモチ焼きの俺にはできないことかな・・・。いっぱい愛してたよ。がんばれ!!」 それを読んで余計涙か止まらなくなりメールを返信した。 「あたしもりゅうが好き!りゅうの傍にいたい!ずっと抱きしめててほしい。 りゅうじゃなきゃだめ・・・。」送信。 りゅうからのメール・・・ 「今どこ?1回戻っておいで」 そして、りゅうの家に戻った・・・。 りゅうはベットの上でねっころがっていた。「こっちおいいで!」 やさしく抱きしめてくれた。 いりあ「このまま今日だけ泊まっててもいい??」 りゅう「いいけど、あきらめつくかい?」 いりあ「つかないよ・・・だってこんなに好きだもん。りゅう・・・セフレでもいいからあたしの傍にいて」 りゅう「それでいいの?セフレは体だけだよ?気持ちをもったらダメだよ?できる?俺達戻せないんだよ」 いりあ「それでもりゅの傍に居れるなら・・・」 あたしは、りゅうに別れ話をしたことを後悔した。 こんなに好きなのにあたしが軽い気持ちではるとも付き合ったこと。 そして、気づかぬうちに2人を好きになり選べなくなっていたこと。 それから、しばらくのあいだりゅうとは週に1回会うか会わないかの体の関係になった。 りゅうと別れてからはるとはしばらくうまくいっていた。 はると喧嘩をした時はるも浮気をしているんじゃなかと疑っていた事を言われた。 そこであたしはすべてを話した。 はると付き合う前から彼氏がいたこと、交互に遊んでいたこと。 そして、自分からりゅうと別れたこと。 ただ、今もセフレであるという事は言わなかった・・・言えるはずがない。 それからはあたしもはるだけになり休みははるとばかりいることが多くなった。 いつもあたしから連絡を取り会っていたりゅうにも自然と連絡しなくなっていてあわない日が2ヶ月続いた・・・。 はるとは、うまくいっていると思っていたのだが・・・素直に甘えられない自分を我慢していたせいで喧嘩ばかりになってきていた。
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