作品名:三国仮想史〜董昭伝〜
作者:明哀
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治水関という関で、奮戦していた華雄から一歩も近づけない連合軍。
そのころ董昭は袁術は陳宮に任せ、虎牢関に出撃していた。
虎牢関は、治水関よりも洛陽に近く、外敵は華雄に任せていたため、
普通に取ることができた。董昭は休むことなく治水関に出撃した。
袁紹も董昭がくることを知っていたため思い切って単身突撃した。
それにつられてしぶしぶ攻撃する袁紹配下。それを見て突撃する各々。
戦って1刻、両軍に死者が出た。董卓軍は張新、胡診。連合軍は潘鳳、兪渉。
両軍疲れを見せ始めたところで、新手の董昭軍が突撃した。
そして、ついに華雄軍も全滅した。
連合軍は、治水関で内政を行った為、大幅に時間が遅れた。この時、
袁術軍は南陽に出兵していたが、陳宮が守っていた。
 董卓軍は虎牢関を取り返した。だが、洛陽に呂布、李粛という将たちがいた。
呂布は、丁原の配下で、万夫不等の豪傑と言われ、さらに、
人中の呂布、馬中の赤兎と唄われたほどの豪傑だった。
だが、董卓は、この呂布を軽んじていたため、呂布の叛乱を買った。
董卓は殺され、残党は逃げ失せたため、董卓はあっけなく滅亡した。
袁術も結局董昭に斬られ、残党は孫堅に仕えた。
こうして連合軍は勝利し、無事に解散したのであったが・・・・。
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