作品名:砂時計
作者:玉風東風
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人の忘れた 空の言葉
覚えていますか 遠い約束
小さな小鳥すらも 覚えている
大地は豊かに 木々は伸びやかに 光は穏やかに 闇は安らかに
水は絶え間なく 風はやまない 火はいつも暖かく激しい
大地に芽吹いた 若い青葉は 光と水で いつか実をつける
ほら 今小鳥が食べにきた やがて大地に 一粒の 種
大地に帰り
そしていつかここに 鳥の羽ばたき
止まらない 時の流れの中で
いつも変わらない 空との約束
宇宙(そら)で生まれたこの星が 始めに聞いた 約束の言葉
今も守る 小さな命
誰か覚えていませんか
ずっと先から続く約束
小さな卵が飛び立つまでは
小さな種が 実をつけるまでは
小さな手が 何かをつかみ 一人で歩き出すまで
風も火も大地も水も
全てが厳しくそして優しく 時には残酷なまでに 支える命
けっして変わらず愛しい光
鼓動を持つ貴方の手こそ
命を繋ぐ
ソラとの約束
遠い昔から ずっと続く どの時代でもかわらない
大切な約束
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