作品名:短歌
作者:晶子
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結婚を しても何も 変わらない 諦めるという 理由にならず
7年は 君の全てを 変えていた 容姿性格 生活さえも
DNA この世に残る あなたの子 何があっても 消えない事実
久々に 会ったらやはり 好きでした 間違いでない 現実の恋
こんなこと 初めてだよね 話しして 君が私に 質問したこと
助手席で 横を向いたら 君がいて ドライブしたね 夜の街並み
たくさんの 話しをしたね 夏の夜 思い出話 私の思い
夏の夜 かかえきれない エピソード 君が聞くので 止まらなかった
夜景って こんなに綺麗 だったっけ 二人で指した 遠い街並み
ありがとう あなたが言った ことだけど それは私の 言うセリフです
現実は どんな夢より すごかった 思いもしない こと言われたよ
ああ何も どこもかしこも 変わってない おもかげ残る 顔声仕草
会えたのが 今でよかった 二人とも 大人になって 受け止められた
優しさが あの日限りで ないように また会える日を 信じていたい
しばらくは 鹿児島にいる そう言った 今はいつでも 近くにいるね
便利だね 君が気軽に かけてくる 夢見たいだよ 携帯電話
心地よい 君の敬語と すべる声 丁寧になり おだやかになり
夢のよう 君に名前を 呼ばれてる 君に質問 されてるなんて
そんなこと 私に言って いいのかな 本気にするよ 不倫の話
何もかも 君の全てを 好きですよ この愛情は 何愛というの
あきらめる 結婚さえも ダメでした 忘れし理由 ならずの今日
略奪も わずかな月日 だとしても 間違いでいい 夢を見させて
もう少し たくさん会って 話したい 君がこんなに 変わった理由
強引に 腕をつかまれ 歩くとき 私のことを どう思ったの
結婚を 後悔してる ニュアンスを もっと聞きたい もっと聞かせて
大丈夫 たかが結婚 この恋に 私の中に 終わりはこない
つきあって 終わるのならば 仕方ない そうでないなら 思い続ける
結婚が あなたを変えて しまったの 今もいいけど 少しとまどう
赤ちゃんを 抱っこする手は パパの手で リズム取る手も パパの手でした
今はまだ 何もわからぬ 赤ちゃんも 父と認める 日がやってくる
離婚して 再婚しても あなたには 子供がいると いう現実が
父と呼ぶ その子を君は 父の目で 優しく包み 愛おしむのか
離婚して 妻は他人に なるけれど 子供は一生 あなたの子供
奥さんに 嫉妬はしない 子供には まなざし遠く 苦しく思う
会いたさも 勇気なしでは 叶わずに 逃げの理由の いつでも会える
退屈と 今の暮らしに 思うなら 我にゆだねて 見る気はないか
会ってても 君に迷惑 かけません 中傷からも 身を守るから
この恋は 錯覚かもと いくたびか しかし会ったら 愛は再燃
会いたいと 願い続けて 7年目 やっと会えたね 変わってないね
7年目 やっと会えたね 会ってみて 私はやはり 愛しています
TELくれて 会ってくれたね ドライブも 話しもしたね 嬉しかったよ
会えたこと ただそれだけが 今回の 私にとっても 大切なこと
どこかなぁ 自宅の灯り その窓に あいさつをして 会う日夢見る
今はもう そこにいるのね 会いたいと 思ったときに 会える距離だね
私から こんなに軽く TELできる こんな関係 夢のようだよ
あなたへの 永遠の愛 今もなお その確信に 胸中燃ゆる
俺の家 見えるかなぁと 君が言い 二人で指した 夜景の向う
昔とは 全然違う 夢みたい なんでそんなに 優しいのかな
真夜中に ベンチに二人 腰掛けて 優しい君と 思い出話
12年 あたためてきた 思い出を 言える日が来て 聞く君もいる
夢よりも 現実奇なり 会えたこと 夜のドライブ 君との会話
ありがとう 私の好きを 受け止めて 広い心で 接してくれて
会いたいよ 次会えるのは いつだろう けれど心は とても楽だよ
友達で いいよ彼女に なろうとは 思ってないよ 会うだけでいい
安心を もらいましたよ ありがとう 心の迷い 吹っ切れました
あの話 どうなったかな 聞きたいな 聞いたら話 聞けるんだよね
会う話す 遠くで見てる だけだった 高嶺の花の 君だったのに
夢時間 次がなくても これだけで ずっと過ごせる 濃密な夜
緊張も せずにペラペラ しゃべってる 私に私 とても驚く
夢見たい なんで私に そんなこと 言えるの言って しまっていいの
私たち どっちが変わって しまったの なぜ私たち 話出来てる?
こないだは 過去の話に 夢中だった 今度は未来 語り合おうよ
助手席に ポンと飛び乗り ドキドキと 横見て思う あなたの顔に
こんなこと あるわけないと 書いてみた 小説よりも すごい現実
ドライブは ありえないはず 究極の 空想小説の はずだったのに
恋愛を 超えた関係 築こうよ 君は私の 神様だから
すぐ終わる 愛や恋とは 違います 存在という 幸せありか
過去は夢 今は希望の 見える人 君の存在 愛情のゆくえ
私たち 天文館を 歩いてる 誰か二人を 見てるといいな
夢みたい 私に向かう その笑顔 それを正面 から見る私
妹と 友達会わす 行動に うぬぼれてみて いいのだろうか
酒飲みて ほんのり赤く なりし頬 大人の遊び 成長を知る
妹を 差し置いて我 助手席に お客ではなく 我も主役か
君の友 その彼女来て 4人飲む まさかまさかの ダブルデートか
変わらない メガネの奥の その瞳 少年の目の 輝きのまま
水曜日 した約束の 断りの 土曜の電話 それでもうれし
前触れも ない君の意思 携帯の 着信アリの 君の番号
願望は 断言すると いいらしい 絶対付き合う 絶対振り向く
こんなにも 素敵な笑顔 ありがとう 写真嫌いの はずだったのに
君に会え 変わらず素敵 とは言えど 今まで何を 見てたのだろう
君がいる 存在の価値 精神の 愛と言おうか 君への愛を
変らしい 敬語で話す 私たち 私はすごく 好きなんだけど
兄妹の 会話を横で 聞きながら 噂で聞いてた 優しさを知る
美化しすぎ 初めのうちは とまどうが 解放されて とりこにされる
何もかも 私の案に うんいいよ こんなに優しい 人だったとは
7年も 待てていたのに 待ちきれぬ 1週間後の 次の約束
友達と 議論を交わす その横で 仲間入りして 相槌をうつ
わかる距離 奥歯に光る ゴールドを みつけるほどの 君との接近
夜の道 まさか隣に 君がいて 肩と肩とが 触れてるなんて
君に会い 愛し始めて 12年 いまだに君に ときめき続け
あなたから 直接聞いた 過去話 こんな宝は 他にないよね
すごいよね 写真の笑顔 正面に いたのは私 私への笑み
持ってても 変じゃないよね この写真 だって二人で 撮ったんだもの
駐車場 あれがあなたの 車だね 今日はおうちに いるみたいだね
物事の 考え方を きけている 君に近づく 君が近づく
大丈夫 思い出しても 過去は過去 思い出しても せつなくはない
曲聴きて せつなく思い 出していた 今は聴いても 微笑ましい目
心配を することなかった 7年の 距離は埋まった 氷は解けた
喜びも 束の間の夢 君の夢 今はそれすら さえも真実
二人して 同じもの見て 遊んでる ゲームの画面 二人の意見
夢だった 君の歌声 カラオケの 夜明けのブレス 現実になる
君いれば 越える人など ありえない 君以外には 心動かぬ
似てるより 似てないほうが 合うらしい 共通点が なくてよかった
向上心 これがあなたを 思う理由 君を思うと 出るエネルギー
なぜ好きか 君のパワーが すごいから 何でも出来る 力をもらう
身を持って この格言を 証明す 願って叶わぬ 夢などはない
約束が 二人のために 成り立って 偶然じゃなく 必然の恋
待ち合わせ 来るのはあなた 夢じゃなく 来るはずの君 待つのは私
あの頃の 服はあるのと 聞いてみた あったかなぁと 考える君
ありがとう プライベートな 質問も 警戒せずに 答えてくれて
ドライブも ここもあそこも 通ったね たくさんあるね 思い出の道
まわり道 せずに正面 から君に アタックできる こんな再会
この写真 人にもらった ものみたい いくら見てても 夢みたいだよ
君が聞く めがねと素顔 どっち好き? 君に意見を 求められてる
合成じゃ ないよ今度は 本当に 二人で撮った 写真なんだよ
会った時 君は16 今28 いまだに続く 終わりなき恋
君どんな 人でも好きは 変わらない 苦労を買って でも愛したい
君が好き 君だけが好き 君が好き 君が大好き 心から好き
愛してる 叶うものなら 幾度でも 言い続けたい 果てしない愛
我話す 向うにあるは 君笑顔 それに安心 して話す我
次はいつ 会えるのかなと 考える 夢のようでも これも現実
凄いねと みなが言っても まだ不思議 いまだに夢を 見続けている
他にない 強いときめき あなたへの 愛に自信と 確信を持つ
他人には 不幸に見える かもしれぬ でも私には 幸せ基準
展開の 速さにとても 驚きて 今まで何を してた?と悔やむ
なさけない 私またもう 逃げている 押せばなんとか なるというのに
もしふられ 完全に拒否 されたなら そう思ったら とにもかくにも
今度いつ 会えるのだろう その不安 取り越し苦労 今の関係
近すぎぬ 二人の距離が 心地よい ためらいがちに 触れ合う肩の
次君に 会ったら何を しようかな ホントの見える 夢の空想
嬉しいと 些細なことも 見逃さぬ 微妙な君の 顔の傾き
この恋は 君に出会って 君を知る 私の中の 私の純愛
過去未来 何があっても 終わらない この愛の名を 永遠と呼ぶ
どんな人? どこにもいない 純な人 瞳の奥の 少年の色
今までと 違う思いの 君という 最愛の人 最大の愛
タイマーで 写真撮ろうよ 笑ってね その呼びかけに 素直な笑顔
愛し方 やりたいことも まだ純愛 私の心 中学生なり
この恋は 今ならきっと 私たち うまくいくとは 思いませんか
君を知り 私をもっと 知ったなら 誰も引き裂く こと出来ぬ藍
クルクルと 巻くスパゲティ 指先の 見つめる我の 不思議な思い
君に会い 近くなり知り 遠くなる 君の考え 君の価値観
慣れあいの 電話の奥の けだるさの 安心という 二人の了解
沈黙も 君の顔見て 過ごす時間(とき) 目が合うことも とまどいでなく
寒空に 目的もなく 歩く距離 2時間たっても 疲れを知らず
懐かしい 高鳴る胸の まばたきの メガネの奥の まつ毛の長さ
あの頃は 見てない君の 指先の 爪の形や 指の骨格
好き好きと 言えばいうほど 繊細な 君は私の 愛に傷つく
好きですと 困るあなたを 感じても 言葉捜して 訴え続け
別れ際 思いがけない 君からの 次の約束 「明日行こうか」
肩並べ 歩く夜道の ときめきに 足の疲れも 寒さも忘れ
その服は こないだ着てた 服だねと 君を知ってる 我が嬉しい
あんなにも 話した後の 長電話 帰り着く君 まだある会話
この恋は 君の苦しみ 感じても 気付かないフリ 気付けない愛
夜が明けて あなたが過去に なるたびに 夜の余韻に ため息をつく
立ち向かう 私の勇気 純粋な 恋であるほど 君の苦しみ
帰ろうと なんにも君は 言わぬのに 自ら打った 今日のピリオド
困る君 また会いたいの わがままも どこまで通る 今の二人に
落ち込んで 怒ってないよと 君が言い ご機嫌取りの 次の約束
あれすれば あれが欲しいと 我が言い いいねと君が 相槌を打つ
いつもなら 逃げてたはずの この恋は 君が反応 するので続く
追いつかぬ 君の思い出 その余韻 ひたる間もなく 思い出が増え
君に会え 君を見、話す 過去に見た どんな夢より すごい現実
世界一 幸せという 感嘆符 次から次に 君からもらい
最上級 君にもらった 幸せは いつもあたまに 最高がつく
困る君 それでも君を 追う私 君の気持ちは わかるけれども
間があくと 勇気失い 決戦を 決めた日付を 指折り数え
会うまでは もういいかもと 思うのに 会うと出てくる 叶えたい夢
待ち合わせ 我知る君と 遠くから やぁと二人で 目で合図する
あの頃の 究極の夢 叶うはず ない夢叶う みっつよっついつつ
どうなるか なってみなけりゃ わからない 愛という名の 私の覚悟
砂浜に 叶わぬ夢を 残したる 消えても残る 私の思い
もう出ない 勇気はやはり 君という そのやさしさの 上に成り立つ
キスをする 夢にとまどう 現実に ないのに見ても もったいなくて…
次はいつ 連絡しよう あんな日が 二度と来ぬとは 思いたくない
人づてに 聞く情報の せつなさに 会いたさ募る 心震える
思いきる 電話の向う 食い下がる その先君の 優しさが見え
TELの声 その優しさに おだやかな 心をもらう 思い過ごしと
話す時 顔変わるよと 友が言う 気付かぬ我の 開く瞳孔
会えずとも 不安なく日々 まためぐり 会える日のため 心を紡ぐ
会わずとも 君の心に 我がいる 消えぬ存在 永遠の日々
傷つくと いう心我 忘れたり 追いつかぬほど 秘めたる思い
会うすべは いつも心に 君がいる 鹿児島という 切り札を持つ
精神は 愛と言わぬか 我が恋は 愛と言わぬか 淡い証か
電話する 君が私を 思い出す 忘れぬように つなぐ存在
この二人 そうなればいい 安心と 我が愛による 君の優越
見つめても 見つめてもなお この写真 夢の続きか 空想と化す
君笑い 二人並んで 写る時間(とき)確かにあった 存在の時間(とき)
やり過ごす 日々などはない この恋は 全て真剣 貴重な一瞬
この人は 誰なんだろう そう思い しばし世間を ボーッと忘れ…
あこがれた 白い歯並び 細い指 それらに寄せる プラトニックさ
この恋は 何があっても 終わらない 我がこの世に 生きてる限り
若さには 価値などはない 叶うなら 付き合えるなら 老婆でもいい
5枚ある 写真全ての 君の顔 白い歯光る 親しき笑顔
純粋な 君の心の 優しさに 私の愛も 救われている
君思ふ 寄せては返す この波は 片思いゆえ 愛といふ恋
レストラン 二人向き合う 空間に 邪魔するものは 誰一人いず
近すぎて 見えぬ心の 感動の のちに震える 余韻の刹那
話すたび 君が私の 心知る 分析という 深いふれあい
果てしない 君とたどった 感動の ひとつひとつに ため息が漏れ…
カラオケと 食事と 写真 夢の日々 神の存在 君との奇跡
柔らかな 触れし素肌の ぬくもりの 指先残る 私の思い
頬にキス 遠きあなたの おもかげに 触れて虚像が 現実になる
めくるめく 官能の渦 夢の淵 君の魂 我が夢に飛ぶ
空き缶の しずくに残る ため息の 恋のゆくえと 明日のゆくえ
我が思い 時雨涙の しずくにて 行く先問わむ 恋の後先
会えぬ日も おだやかに笑む 我が頬に 伏せし瞳に 幸福の影
この瞬間(いま)も 心の中に いるという 君との絆 我の確信
夢という 二つの意味が 二つとも 現実となり 君が微笑む
夢という 二つの意味が 現実に 今目の前で 君が微笑む
拒否という 哀しいことも 曖昧な 君のセリフの 優しさに消え
さざなみの 寄せては返す 波の音 我がざわめきの 胸の波
夏の日の きらめく波に 反射する 君の笑顔と 胸のときめき
グラビアの どんな青にも 叶わない 君と見た夏 水平の海
太陽の 光まぶしい 夏の朝 君の笑顔に 反射する海
いままでに ない感動と ときめきに 新たなる君 という人を知る
遠くから 波間揺られて ボード乗る 君の背中に 好き好きと言う
夢語る 君との未来 存在す 「いつか」ではなく「今度」のセリフ
見つめてる 机上に残る 夢の跡 あなたと行った 海の貝殻
見つめてる 我の瞳に 夢の跡 君と拾った 夏の思い出
頬残る 君のぬくもり 帰り際 さよならという 儀式加わる
会う話す 昔は全て 夢だった 今は全てが 現実となる
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