作品名:アスファルトに還る
作者:谷川 裕
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最後まで御覧いただき誠にありがとうございます。

ちょっとほろ苦い展開になっています。実際にこのような経験をされた方も世の中には少なからずいるかもしれません。話の中身は違っていても人が生きていく中で何かしら大きな失敗であったり取り返しのつかない何かをやらかしてしまうという事は誰しも経験している事だと思います。

この話に出る三人の男達は十年という時間を経て再び集まります。最後の車を走らせるシーンは弔いとしての意味もあり、また三人共に抱えた傷の浄化という意味もあると思います。

ちなみに真島ののるH社は「ホンダ」であり、車は「インテグラ」をイメージしています。泰の乗るS社は「スバル」であり、車は「レガシーB4」をイメージしています。インテグラの方がたぶん勝つとは思うのですが、個人的な思い入れでスバル車を頻繁に登場させています。

皆様からのご意見、ご感想をお待ちしています。

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