作品名:リザーボンド
作者:山田兄弟
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「なあ、最近安部総理ってどうなったのかな?」
「安部総理なんて大統領になろうが死のうがどうでもいい。ていうか死ね。あ、ババだ。」
「お前が死ねよ。こっちにはカッターナイフがあるんだ。」
「ごめん」
あれから数日間・・・僕たちは「リザーボンド」と言う名の檻の中でババ抜きを狂ったクレイジーにやっていた。
「ババ抜き」はまさに地獄絵図。地獄の業火のごとく餓鬼の呪いが魑魅魍魎の如く舞い降りて帝都の光を食い潰す・・・そんな感じだった。
つまり、このババ抜きに耐えられる者は無くわずか数日で7人が死んだ・・この「リザーボンド」という狂った檻の中で・・・!!!
残った精鋭達はわずか4人・・・!
最初に俺、バーニャ。自分で言うものなんだがリーダー的存在だ。
まずはリチャード。なかなかいい男だ。ウホッ!
そしてミセス・セクシー。女だ。残念。
最後にヤンス・・・。こいつはただならぬ気配がある。そう、それはまるで鬼のような・・・・。語尾にヤンスを付けるの癖だ。俺は前々から感じていたんだ・・・ヤンスの可能性を・・なぜそこまで狂気に満ちた顔をしているのか・・・ヤンス・・・只者じゃねえぜ!!!
その時、何かが空を横切った。
「う!あれは!」
「なんだってんだい!」
「何でヤンスか!!」
「落ち着けよ、あれはただの、サルモネラ金だ」
「ああ、サルモネラ金か」
「なんだ、早とちりでヤンスね。」
アーハッハッハッハ!!
続く
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