作品名:三国仮想史〜董昭伝〜
作者:明哀
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曹操は、黄巾賊を打ち破り、帝から官位を授けられました。
董昭は、偏将軍という位を授けられました。
ですが、帝の病態が悪化したため、何進は、何度も見舞いに行きました。
十常時の張譲という宦官が、何進を斬り殺しました。
その為、十常時は、袁紹という大将によって全滅しました。

その混乱と共に、董卓という武将が、洛陽を乗っ取りました。
曹操は、暗殺を図りますが陳宮という策士に捕らえられました。
陳宮「曹操殿、貴方はもし捕まらなかったら何をしていたのですか。」
曹操「董卓を討ち、乱世に名を上げたであろう。だが、もう・・・・。」
陳宮「私も貴方の仲間です。さぁ、共に董卓を討ちましょう。」
曹操は、陳宮に助けられました。
曹操「俺のなすことは全てただしい。天下が俺に背くことは許さん。」
曹操のこの言葉で、董昭と陳宮は、顔を見合わせました。
次の日、董昭と陳宮は南下して、南陽で、挙兵したのです。
曹操は、董昭が逃亡したことを、悔やみましたが、
後の祭りでした。
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