作品名:RED EYES ACADEMY Ⅱ 脱走
作者:炎空＆銀月火
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「はい、パスポート見せて」
その一週間後、上海にある空港に小柄な少年が降り立った。短く刈り込んだ黒髪に年齢の割に鋭い黒い目。
空港の管理官に言われ、恐る恐る“俺”は偽造パスポートを見せた。
―見つかりませんように…。
ここで正体がばれると一巻の終わりだ。
緊張のあまり胃がきりきりと痛み出した頃、退屈そうな顔の管理官がパスポートを返してきた。
「はい、どうぞ」
「あ、謝謝」
帽子を目深に被り直して“俺”は空港から出た。空港の外は日ざしのきつい上海。
…凛は、上海へと渡っていた。
名前 李 小牙（リ・シュガ）
性別 男
年齢 十三歳
国籍 中華人民共和国
これが“俺”の新しいプロフィールだ。
後書き
銀「初めまして。銀月火という者です」
レ「初めましてぇ？去年載せてたじゃん」
凛「そーだそーだ！確か酷い文章で新入りのくせにおっそろしく長いのを載せてたような…」
銀「酷いって言うな！そして昔の恥をさらすな！」
ハ「こんにちは～夜桜刀さん久しぶり～」
銀「ふぉっ！さらっと昔のＰＮを…！」
凛「どーせばれるって。というか毎度毎度酷いことしてくれるなぁ…。傷できなかった時ないじゃないか…」
銀「ほっほっほ！次からもっと大変かもよ！」
ハ「ねぇねぇ！私次出番ある？友と戦う悲劇の司令官！とかいって」
レ「銀月火が言うには、当分ハーちゃんの出番は無いらしいよ？」
ハ「酷い…っていうかなんで私の名前、地獄の王なのよ？なんか待遇酷くない？」
銀「だって…外人さんの名前って考えつかん…」
凛「明らかにパソコンいじってる時目に入ったものから考えついたな」
レ「さすがオリジナル。鋭いね…」
ハ「あんまり関係なくない？」
銀「まあ、それはともかく…」
三人「読んで下さってありがとうございました！」
銀「酷いっ！出遅れた！」
完
あとがきその二
えーっと上のあとがきは書いた当初、部誌に載せてたときのものです。ってーか仲のいい？国語教師にＰＮ教える代わりに部誌を売りつけたら後で「マニアック」とか言われました。
･･･気にしてないですよ？気にしてませんとも☆
まあ、この話は序章です。まだ、転がり始めたばかりです。
こんなに長いのがまだ4作品？ぐらい続きますが、がんばって書くので読んでください（懇願
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