作品名:残酷な引越し
作者:アルシオン
■ 目次
先日、私は迷信荘というアパートに引っ越してきました。
アパートの住人に、挨拶をしていると、一人怪しい男性の方がいました。
その方の名は、114号室の極悪凶死蝋さんです。
極悪さんは、いつも人と顔を合わせる時には包丁を手に取っている様子です。
最近、迷信荘では怪しい事件が起きている様子です。
何だか1日に、一人かならず2階に登る時の階段で首を切られて、お亡くなりになってるそうです。
現在、アパートでは101号室から115号室まであるそうですが
私は、115号室に住んでます。何でも大家さんの話によれば
1日に、亡くなってる方は101号室の室田さんから順にお亡くなりになってるそうです。
今、丁度私が引っ越してきてから105号室までの方がお亡くなりになっています。
と、言う事は・・・101号室の室田さんから順に亡くなっていると言う事になります。
つまり・・・私は10日後に、死ぬと言う事になります・・・
私は、急いで友人に電話しました。ですが電話もとらない・・・
実家の方にも連絡しましたが、旅行中でした・・・
だから急いで大家さんに、引越しするように伝えに行こうとすると
いきなり背後から誰かに襲われました。
私は、気がつくとベットで10日間寝ていたらしいです。
10日間?もっもしかして今日は、私が狙われる時?
と、思い急いで犯人と思うような114号室の極悪さんの部屋に行きました。
ですが、部屋には誰もいずいたのは血まみれのペットだけでした・・・
私は、すぐに引越ししようとして階段を登ろうとするといきなり
背後から包丁で首の方を襲われました。首の方を襲われるのはわかっていたので
瞬時に、よけれました。相手の顔を見ようとしても覆面を被っていたので
全然わかりません。だから急いで部屋に、逃げました。
すると、相手の覆面の男はドアを破って入ってきました。
相手の男は、いきなり覆面を取り出しました。
誰かと、思い近づいてみるとなっ何と!あの
極悪凶死蝋さんでした。だけどあの部屋には、誰もいてなくて
ペットも血まみれのはず・・・何でだろうと、思った時!
極悪さんが、口を開けてこう喋りました。
「その部屋は、俺が死んだと思わせるフェイクだったのさ
フハハハハハまんまと、引っかかりやがったな!さぁお前の命も最後だ!覚悟しろ小娘め」
私も抵抗しましたが最後は何をされたか覚えてなくて・・・
目が覚めたらベッドの上でした!
これは、夢だったのか?と、思い階段を下ると
アパートの住人さんも皆いました。
正し、114号室は元々なかった様子です。
極悪凶死蝋さんも夢の住人だった様です。
結局私は、その次の日に実家に戻り二度と引越ししない
と、心に思いました。
■ 目次
Novel Collectionsトップページ