作品名:トイペの悲劇
作者:邪眼のデズ
■ 目次
「兄貴、一大事だよ。」

「どうした徹郎?」

「俺の個室、トイペ(トイレットペーパー)がねぇんだ。」

「確かに一大事だ。俺のを分けて・・」

「どうしたんだ兄貴?」

「俺もねぇ。」

「なんてこった!!」

「大丈夫。あわてるな。落ち着いてケツをふけるものを探せ。」

「ポケットティッシュ発っー見ー!!」

「なに、貴様。俺にも二、三枚分けてくれ。」

「残念だな兄貴!!もうあと四枚しかねぇぜ!!俺が全部使うんだ!!」

「貴様、裏切り者め!!」

「ああ〜!!ティッシュ便器に落とした!!」

「馬鹿め!!」

「兄貴ィ〜、どうしようかなぁ〜」

「黙れ!!貴様なんぞ敵だ!!」

「そう言わずに・・」

「あっ!!予備のトイペあったぜ!!」

「ええ!?マジで!?俺にもくれ!!」

「誰が貴様なんぞに。」

「ええぇ〜!!頼む!!このと〜り!!」

「じゃあ俺のバイク磨くか?」

「うんうん!!」

〜終わり〜


感動できるハートウォームストーリーでしたね。
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