作品名:さ迷える道
作者:鴇
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怖がる自分がいる。
けれど、強くなろうとしている自分もいる。
がんばれという一言でいいから貰いたい。
けれど、欲張りな自分には誰も送ってくれない言葉。


さぁ立ち上がろう。
けれど、土台がない。
立ち上がる力がでない。
動く気すら消え去って行った。


真っ暗な部屋に閉じこめられ、

            手探り状態の僕。

                   ヒカリを探そうとする僕。




まぶしい光が入ってくる

  そんなことを夢に見ながら目を開ける。

           いつもの天井が見える。いつものカーテン。



カーテンを開ける事に抵抗がある。

そこから自分の弱みが覗き込んでいる気がしてならない。

いつ自分がこの窓を怖がって、ベッドにもぐり続ける日々になるのか怖い。

だから自分は強くなる。

立ち向かってカーテンを開ける。

何を見ようと

   何を見られようと
   
        頑張れる自分になる



まっすぐ進む道路が見える。

あの道をずっと歩いたらどうなるのだろう。

まっすぐ前を見る。

まっすぐ自分の弱さと向き合う。

自分の道を歩み続ける。

自分に置かれた立場を歩き続ける。

迷ったときには立ち止まって悩んで、いっぱい悩んで行こうと思った。

けれど、
   怖いものは怖い。
       心の闇に勝てる自信もない。

きっともう一人の自分がいたらきっと助けを求めてしまう。

けれど、一人で戦わなければならない。
そんな出来事に襲われたことはないだろうか

結局答えなんか見つからない
こんな暗闇の世界で
手探り作業を進めていくしかないのかもしれないんだ。






もしあなたが道に迷ってしまったらどうします??

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