昔、小学生の頃、親父が常日頃言ってた。
「本、読めよっ。賢くなるからな」
で・・・本を買うと言えばお金呉れた。(実際買ってきたもん見せにゃいかんかったが)
そんなこんなで、小学校の5年あたりから、古典文学読んでま
したなー。しかし、そんなある日、本屋の棚に『変身』という
いかにも、子供心をくすぐる本があったわけで。作者は「カフカ」さん。
--- まっ・・・なんでもええわ。おもしろそうや・・・
(中身を確認するでもなく)
買って、来て親父に見せて、読みだしたわけで。
今思えば、小学校5年で「カフカ」はキツかったなと(笑)
一行読むのに、10分掛かった記憶。
今現在でも読みたいの「よ」の字も浮かんでこんわけで。
そのギャップのおかげで、夏目漱石の「坊ちゃん」がどんだけ
面白く思えたことか。
今・・・古典(?)純文学読む子供っておるんやろか・・・。