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ノートの内容 : 2010年7月20日 10:00 L.A. 「……何、また誤報だぁ?…ったく…おいY、その爺さん、多分もうダメだな、耄碌しきってるぜ」 「でも2年前のこともありますしねぇ……あの時は下手をしたら本当に大惨事でした。」 日本での任務を終えたYは、上司であり、最高のパートナーでもあるエージェントRに調査の報告を入れた。 「長野の木曾という所は、本当にフリスビーのスポットですから」 『フリスビー』すなわち未確認飛行物体/UFO。何も知らない一般市民はUFOというと、何か平らな円盤を連想し勝ちだという、彼らの間の皮肉だ。 「そういう所でマニアを何人か情報提供者として抱き込んでおくのは大切ですよ」 「んまぁそうだが……」 「事実、入手した映像資料からはさまざまな情報が得られるわけで……」 「あぁ分かってるって。俺はただ……」 Rは首をすくめてニヤッと笑った。 「俺はな、早くエイリアン様のご尊顔をブチ抜きたいだけなんだよ」 Rは血気盛んな男で、仕事こそが己が存在意義と思っている節がある。 「まったく、世のサラリーマンとは正反対な人ですねRは」 やり手の仕事人風のYの顔に、初めて笑みが浮かぶ。 「我々が宇宙警察じゃなくて外交職だということもお忘れなく」 「お互い様だ……さて、俺はLの報告を待つとするか」 「Lも別の調査に?」 途端にYの顔が締まる。 (続く) 発言修正
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